こんにちは。
大阪市東成区・森ノ宮エリアで障がい福祉サービスを提供するサポートセンターららです。
福祉サービスの現場では、精神障がいをお持ちの方の支援が年々増えています。
中でも、「統合失調症」「うつ病」「双極性障がい(躁うつ病)」はよく見られる精神疾患です。
でも…
- 名前は聞いたことがあるけど内容はよく知らない
- どう関わればいいかわからない
- 家族や身近な人がそうかもしれないけれど、相談先が分からない
という声も多く寄せられます。
この記事では、これら3つの精神障がいについて、症状の特徴・支援のポイント・福祉制度の活用法をわかりやすくご紹介します。
1. 精神障がいとは?
精神障がいとは、心の働きに不調をきたし、日常生活や社会生活に支障が出ている状態を指します。
厚生労働省では、精神障がいを持つ人の数を**およそ419万人(2020年時点)**と公表しており、身体障がいや知的障がいよりも多い現状があります。
対象となる主な障がいには:

- 統合失調症
- うつ病
- 双極性障がい
- パニック障がい
- PTSD(心的外傷後ストレス障がい)
- 不安障がい などがあります。
精神障がいの特徴は、外見からはわかりにくいこと。
だからこそ、周囲の理解と適切な支援がとても重要です。
2. 統合失調症とは?|「現実」とのつながりが不安定になる障がい
統合失調症は、幻覚や妄想・考えのまとまりにくさ・意欲の低下などが現れる疾患です。
10代後半~30代にかけて発症することが多く、日本では100人に1人がかかるといわれています。
主な症状:
- 幻聴:「誰かに監視されている」と感じるなど
- 妄想:「盗聴されている」「世界の中心に自分がいる」など
- 思考障害:話がまとまりにくい、会話がかみ合わない
- 陰性症状:無気力、引きこもり、感情の乏しさ
【支援のポイント】
- 本人が「症状と現実の違いに気づけない」ことが多いため、否定せずに受け止める姿勢が重要です。
- 症状が落ち着いている時期は、**日常生活のルーティンの支援(掃除・買い物)**が役立ちます。
- サポートセンターららでは、週2~3回の居宅介護支援を通じて、生活の安定を目指しています。
3. うつ病とは?|心のエネルギーが落ち込んだ状態
うつ病は、「気分が落ち込む」「何もやる気が起きない」といった状態が続く、心のエネルギーが低下した状態です。
厚生労働省によれば、日本では15人に1人が一生のうちにうつ病を経験するとされ、著名人では作家の村上春樹さんが小説でうつ病のリアルな描写をして話題になりました。
主な症状:
- 気分の落ち込み
- 食欲不振・不眠・過眠
- 自責感・死にたい気持ち
- 無関心・無感動
【支援のポイント】
- 「頑張って」「元気出して」といった励ましは逆効果になることがあります。
- 「今日は天気がいいですね」といった日常会話から距離を縮めることが大切です。
- うつ病の回復には時間がかかることを理解し、焦らず見守る姿勢が必要です。
ららでは、「話さなくてもいい時間」を共有する支援も重視しています。
4. 双極性障がいとは?|躁とうつを行き来する「感情の波」
**双極性障がい(躁うつ病)**は、ハイテンションな「躁状態」と、気分が沈む「うつ状態」を繰り返す病気です。
躁の時期には「自分は何でもできる」と感じて行動が過剰になり、うつの時には何も手につかなくなります。
主な特徴:
- 躁状態:多弁・浪費・自信過剰・睡眠不足でも元気
- うつ状態:抑うつ・無気力・悲観的になる
- 社会的信用や人間関係に大きな影響を及ぼすことも
【支援のポイント】
- 「元気に見えても実は病気の一部」と理解する
- 躁の時期でも支援者がブレーキ役を担う必要あり
- 生活リズムを整える支援(食事・就寝時間の管理)が有効です
サポートセンターららでは、食事の準備支援や外出前の声かけを通じて、生活の安定に取り組んでいます。
5. 精神障がいのある方への支援方法(福祉制度)
精神障がいのある方が活用できる主な制度をご紹介します。
◎ 自立支援医療(精神通院医療)
- 通院の医療費が1割負担に軽減されます(所得により負担上限あり)
◎ 障がい福祉サービス
- 居宅介護、重度訪問介護、同行援護、移動支援などの生活支援
- 就労継続支援(A型・B型)による働く場の提供
- 生活介護やグループホームなど、ライフステージに応じた支援
◎ 精神障害者保健福祉手帳
- 公共料金の割引や交通費助成など、日常生活の負担軽減につながります
6. サポートセンターららの支援事例
サポートセンターららでは、精神障がいのある方の生活を支えるさまざまな支援を行っています。
50代・女性/うつ病の方への支援:
- 週2回の居宅介護で掃除と簡単な調理支援
- 「来てくれるだけで安心する」との言葉が何よりの励み
40代・男性/統合失調症の方への支援:
- 通院同行+移動支援で社会参加をサポート
- 見守りを通じて、「無理なく出かける」習慣を育てています
7. 周囲にいる私たちができること
精神障がいのある方は、外見ではわかりづらく、誤解されやすい存在です。
私たちにできることは、次の3つです:
- 病気と本人を切り離して考えること
- 判断を急がず、相手のペースを尊重すること
- 困っているときに「声をかけられる距離感」をつくること
8. まとめ|「こころの障がい」も支援があれば安心して暮らせる
精神障がいは「見えないけれど確かに存在する障がい」です。
- 統合失調症
- うつ病
- 双極性障がい
それぞれに特有の課題がありますが、理解と支援があれば、安心して地域で生活することは十分可能です。
サポートセンターららでは、利用者一人ひとりの特性に応じた支援を心がけ、「その人らしい生活」を大切にしています。
所在地とお問い合わせ
- 事業所名:サポートセンターらら(合同会社たいよう)
- 住所:〒537-0025 大阪府大阪市東成区中道2丁目4-4 森ノ宮公園ビル402号室
- 電話番号:06-7161-2586
- サービス提供地域:大阪市中央区を中心に対応











