こんにちは!
大阪市東成区・森ノ宮にある障がい福祉サービス事業所、サポートセンターららです。
今回は、福祉サービスの中でも特に利用頻度の高い
「居宅介護」「重度訪問介護」「同行援護」「移動支援」の4つについて、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
「どれが自分に合ってるの?」「名前は聞いたことあるけど違いがわからない」
という方も、この記事を読むだけでバッチリ理解できます!
🔍 この記事の目次
- 1. それぞれのサービスのざっくりした違いとは?
- 2. 居宅介護とは?自宅での生活を支える日常的なサポート
- 3. 重度訪問介護とは?長時間の見守りや医療的ケアが必要な方へ
- 4. 同行援護とは?視覚障がいのある方の外出に特化したサポート
- 5. 移動支援とは?社会参加や余暇活動を支える外出支援
- 6. サービスを使うには?受給者証の申請方法
- 7. 制度選びに迷ったら?相談支援事業所の活用を
- 8. サポートセンターららの支援事例
- 9. まとめ|制度を活用して、安心のある毎日を
1. それぞれのサービスのざっくりした違いとは?
まずは4つのサービスの違いを表で見比べてみましょう。
サービス名 | 主な対象者 | サポート内容 | 特徴 |
---|---|---|---|
居宅介護 | 自宅で生活する障がい者 | 家事援助・入浴・通院介助など | 最もベーシックな日常支援 |
重度訪問介護 | 重度の障がいがある方 | 長時間の見守りや医療的ケア支援 | 24時間体制や医療的ニーズにも対応 |
同行援護 | 視覚障がいがある方 | 外出時のサポート・代筆・読み上げ | 視覚障がいに特化した支援 |
移動支援 | 主に知的・精神障がい者 | 社会参加や余暇活動のための外出支援 | 趣味活動や社会参加に重点 |
2. 居宅介護とは?自宅での生活を支える日常的なサポート
居宅介護は、障がいのある方が自宅で日常生活を送るために、必要な支援を受けられるサービスです。
たとえば、精神障がいがある50代の方が、「料理や掃除がうまくできない」「一人で通院するのが不安」といった時に、ヘルパーが訪問して支援します。
- 掃除・洗濯・買い物などの家事援助
- 入浴や排せつの介助
- 通院時の同行支援
ポイント:
・一番利用しやすい福祉サービス
・介護保険では対応しきれない部分もカバー
・精神・知的・身体いずれの障がいにも対応可能
大阪市中央区エリアでも利用者が多く、サポートセンターららでは毎日複数名への訪問支援を行っています。
3. 重度訪問介護とは?長時間の見守りや医療的ケアが必要な方へ
重度訪問介護は、障がいの程度が重く、常時介護を必要とする方が対象です。
このサービスは、1日中の見守りや、吸引などの医療的ケアを含む支援が可能な点が大きな特徴です。
- 呼吸器などの医療機器を使っている
- 常に介助が必要な重度の身体・知的・精神障がい者
- 単独での外出や生活が困難な方
たとえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のような進行性の病気を患った方も対象となり、有名人では漫画家のさくらももこさんのエッセイなどにもその重要性が触れられています。
- 排せつ・食事・服薬の見守り
- 医療的ケア
- 外出時の支援
サポートセンターららでは、今後この重度訪問介護に対応できるスタッフの育成を急いでいます。
4. 同行援護とは?視覚障がいのある方の外出に特化したサポート
同行援護は、視覚に障がいのある方の「安心して外出する権利」を支えるサービスです。
見えにくい・見えないという状態は、私たちが想像する以上に移動の自由を奪います。
- 駅までの移動・電車の乗り降りサポート
- 病院での受付や誘導
- 書類の読み上げや代筆
- 商店街での買い物サポート
例えば、大阪・梅田のような人通りが多い場所では、同行援護があることで行動範囲がぐっと広がります。
ポイント:
・専門的な「同行援護従業者養成研修」を修了したスタッフが対応
・外出先でのストレスを大きく軽減できる
・視覚障がいのある方の「自立と社会参加」をサポート
5. 移動支援とは?社会参加や余暇活動を支える外出支援
移動支援は、通院や買い物といった「必要な外出」ではなく、「行きたい外出」を叶えるための支援です。
- 映画館や図書館、美術館などへの外出
- 趣味サークルへの参加
- 地域イベントやお祭りへの参加
- スポーツやカラオケなどの余暇活動
サポートセンターららでは、大阪城公園や森ノ宮キューズモールへの支援が特に人気です。
ヘルパーと一緒にソフトクリームを食べたりするひとときが、利用者さんにとって大切な時間となっています。
対象となるのは主に:
・精神障がいのある方
・知的障がいのある方
・一部身体障がいの方(自治体による)
移動支援は「暮らしに彩りを加える支援」として、精神的な安定にもつながります。
6. サービスを使うには?受給者証の申請方法
- お住まいの市区町村(例:大阪市中央区役所)に相談
- 「計画相談支援事業所」へ申し込み
- サービス等利用計画を作成
- 市区町村による支給決定
- 福祉サービス事業所と契約
※この手続きをサポートしてくれるのが、「相談支援専門員」です。
7. 制度選びに迷ったら?相談支援事業所の活用を
どのサービスが自分に合っているのか分からない…
そんなときは、相談支援事業所を活用しましょう。
サポートセンターららとも連携している相談支援専門員が、利用者本人のニーズや状況を丁寧に聞き取り、最適な制度を提案してくれます。
8. サポートセンターららの支援事例

- 精神障がいのある女性(50代)への週3回の居宅介護(調理・掃除支援)
- 視覚障がいのある利用者の買い物同行(同行援護)
- 知的障がいのある方との映画館やプールへの外出(移動支援)
利用者さんの声:
「家に閉じこもる日が減った」「久しぶりに外で笑った」といった感想をいただいています。
9. まとめ|制度を活用して、安心のある毎日を
障がい福祉サービスは、「難しそう」「自分には関係ない」と思われがちですが、
実は生活を支える大きな力になります。
- 居宅介護
- 重度訪問介護
- 同行援護
- 移動支援
それぞれに特徴があり、必要に応じて複数を併用することも可能です。
サポートセンターららでは、利用者さん一人ひとりの生活に寄り添いながら、制度の活用をサポートしています。
📍 所在地とお問い合わせ
事業所名: サポートセンターらら(合同会社たいよう)
住所: 〒537-0025 大阪府大阪市東成区中道2丁目4-4 森ノ宮公園ビル402号室
電話番号: 06-7161-2586
サービス提供地域: 大阪市中央区を中心に対応